長期臥床による身体機能の低下でお悩みの方は、藤沢市湘南台の岡田はり灸治療院へご相談ください。

〜動けない時間が続くことで起こる、身体の負担を少しでも軽くするために〜

長期間ベッドで過ごす状態(長期臥床)は、
脳血管障害による片麻痺、骨折、病気や手術後、高齢など、
さまざまな理由で起こります。

「寝ているだけだから身体は楽そう」
と思われがちですが、実際には――
長期臥床は身体にとって非常に大きな負担となります。

  • 筋肉がこわばり、強い凝りが出る
  • 血流が悪くなり、むくみや冷えが出る
  • 関節が固まり、動かしづらくなる
  • 褥瘡(床ずれ)のリスクが高まる
  • 感染症を起こしやすくなる

こうした問題は、
早い段階から適切なケアを行うことで予防・軽減できる可能性があります。

長期臥床の方の身体の特徴

重力の影響による変化

通常は立位・座位で生活しているため、
頭側から重力がかかる状態で身体が機能しています。

しかし長期臥床では、
重力が横方向にかかる状態が続きます。

その結果、

  • 内臓の働きが全体的に低下しやすい
  • ベッドと接している部分の血流が停滞する
  • 皮膚・筋肉・関節に強い負担がかかる

といった変化が起こります。

褥瘡(床ずれ)が起こりやすい理由

長期臥床では、
ベッドと接着している部位に圧迫が集中します。

特に、

  • お尻
  • 仙骨(お尻の中央の骨)周囲

は血流が滞りやすく、
褥瘡の好発部位です。

褥瘡ができる前には、

  • 皮膚が紫色(チアノーゼ色)になる
  • 徐々に色が抜けてくる

といった変化が見られることが多く、
血流を保つケアが非常に重要です。

当院の長期臥床・片麻痺への鍼灸アプローチ

当院では、
刺激の少ない「鍉鍼(ていしん)」を中心とした施術で、
長期臥床の方の身体をやさしく整えていきます。

施術姿勢について

身体への負担を最小限にするため、
側臥位(横向き)で施術を行います。
無理に体位を変えることはありません。

当院が特に重視している2つのポイント

① ベッドと接している部位への重点ケア

長時間圧迫されている部位は血流が停滞しやすく、
痛み・凝り・褥瘡の原因になります。

血流が滞っている部位を見極め、
鍉鍼でやさしく血流を「散らす」施術を行います。

② 仙骨周囲のケア

褥瘡が最もできやすい
仙骨〜お尻周囲は特に重点的に施術を行い、
皮膚トラブルの予防を目指します。

安全面への徹底した配慮

長期臥床の方は、

  • 皮膚の栄養状態が低下
  • 皮膚が薄く、傷つきやすい

という特徴があります。

そのため当院では、

必ず日本手拭いを皮膚の上に当てて施術
・オムツを使用されている場合も
 オムツの下に日本手拭いを敷いた上で施術

など、感染症や皮膚トラブルを防ぐ対策を徹底しています。

鍉鍼を行う主な部位

頭・首・肩まわり

  • 後頭部(枕と接している部分)
  • 後頚部
  • 僧帽筋
  • 肩甲骨周囲・肩甲骨内縁

背中・体幹

  • 肩甲間部
  • 脊柱起立筋
  • 腰部

※太い筋肉は、流すだけでなく
 深部の緊張をほぐす意識で施術します。

骨盤・下肢

  • 仙腸関節
  • お尻
  • 股関節
  • 大腿後側
  • ふくらはぎ
  • 足関節・足裏

呼吸に関わる筋肉

・側腹部(横の呼吸筋)
寝返りや呼吸による負担が大きいため、全体的にケアします。

褥瘡がある場合の対応

・褥瘡そのものには直接施術しません
・褥瘡周囲に対して
 放射状に血流を散らすように鍉鍼を行います

皮膚状態を常に確認しながら、
安全性を最優先に施術を行います。

施術時間の目安

  • 片側 約15分
  • 両側で 30〜40分程度

身体の状態に応じて、
無理のない範囲で全身を整えていきます。

当院の方針

  • 医師の診断・治療・リハビリを最優先
  • 無理な施術は一切行いません
  • 状態に応じて施術内容を調整
  • 安全性を最優先に考えた施術

このような方におすすめです

  • 長期間寝たきり状態が続いている
  • 片麻痺による身体のこわばりが強い
  • 褥瘡を予防したい、悪化させたくない
  • リハビリを行いやすい身体を整えたい
  • 身体の負担を少しでも減らしたい