<このようなお悩みはありませんか?>
・手術や放射線治療のあと、尿漏れ(尿失禁)が続いている
・オムツをやめたいけれど不安がある
・おしっこの感覚がわからない、尿意が感じにくい
・カテーテル導尿を続けていて生活が不便
・排尿に時間がかかる、残尿感がある
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そのお悩み、当院にお任せください!
<前立腺がんとは>
前立腺がんは、前立腺という男性特有の臓器にできる悪性腫瘍です。
健康診断などの血液検査で PSA(前立腺特異抗原) の数値が高くなると、前立腺に何らかの異常がある可能性が疑われます。
ただし、PSAが高いからといってすぐにがんと診断されるわけではなく、前立腺肥大などの場合もあります。
がんかどうかは、最終的に前立腺の細胞検査(生検)によって確定されます。
<医学的治療について>
前立腺がんの治療は、がんの進行度や体調により
・手術療法
・放射線治療
・化学療法(抗がん剤)
などが選択されます。
中でも放射線治療は有効な手段のひとつですが、放射線の影響が周囲組織にも及ぶため、膀胱や尿道の火傷・炎症による後遺症が起こることがあります。
<放射線治療後に起こりやすい後遺症>
・排尿困難、尿閉(おしっこが出にくい、出ない)
・尿漏れ、切迫尿(我慢できず漏れてしまう)
・カテーテル導尿が必要になる場合もある
・感染症(膀胱炎など)を繰り返す
放射線による火傷で尿道が狭くなったり、膀胱周囲の組織が硬くなることで、尿の流れが妨げられます。
<鍼灸によるアプローチ>
当院では、こうした放射線後遺症による排尿障害や尿失禁に対して、鍼灸治療を行っています。
(治療のメリット)
・放射線で硬くなった尿路、膀胱周囲の組織をやわらげる
・尿の通りを改善し、自力での排尿を促す
・排尿筋、括約筋の働きを回復させるサポート
■ 改善例
放射線治療後、カテーテル導尿を続けていた患者さんが、鍼治療を継続することで徐々に残尿量が減少し、最終的に自力での排尿が可能となった例もあります。
造影検査では、放射線によって狭くなっていた尿路が広がってきていることが確認されました。
<鍼灸で期待できること>
・排尿困難、残尿感、尿漏れの軽減
・尿路感染症の予防(カテーテル導尿の回数が減ることで)
・日常生活の快適さの向上
放射線治療後の排尿障害は、「仕方がない」と諦められがちですが、鍼灸によって改善がみられる場合があります。
病院での治療と併用しながら、鍼灸でのサポートを検討される方が増えています。
<まとめ>
前立腺がん治療後の排尿障害は、放射線治療による組織の火傷や硬化が原因で起こることがあります。
鍼灸では、こうした硬化した組織を柔らかくし、排尿機能の回復をサポートすることが可能です。
お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。