不妊とは、妊娠を望む健康な男女が避妊せず性交渉があるのに、2年間妊娠しないものです。もしくは妊娠しても途中で流産してしまう状態です。
現代医学では
不妊治療では、卵管が開いているか、ホルモン検査で分泌が正常かどうかを検査します。卵管が開いている場合はタイミング療法、卵管が閉じている場合は人工受精や体外受精になります。またホルモン検査(エストロゲンやプロゲステロン)で分泌異常が出た場合は、足りない方のホルモンを補充をし、二相性をきちんと出すことによって自然妊娠ができるかという治療になります。しばらくの間、タイミング療法をして妊娠しない場合は人工受精や体外受精になります。
当院の鍼灸治療では不妊に対して何ができるか、どういう効果が出せるかですが
①子宮卵巣の所に血流を十分に流して二相性をきちんと出す環境整備の治療ができます。
*高温期が短い・高温期がうまく上がらない、低温期が短い・低温期が十分に下がらない、二相性が出ないで上がったり下がったりするギザギザを二相性にする事ができます。
②ホルモン療法の副作用の治療ができます。
*副作用で多いのは、無月経、更年期障害、悪心嘔吐、睡眠障害などです。この副作用に対する治療ができます。
不妊治療では人工的にホルモンを補充する為に生理周期が乱れたり、生理が止まった人も鍼灸治療をして自分自身の生理リズムを取り戻す治療ができます。
上記をまとめると、病院では検査をして自然妊娠が望める場合はタイミング療法をし、自然妊娠が望めない場合は体外受精か体内受精になります。またホルモンの異常がある場合は不足しているホルモンを補充して二相性を出します。しばらくして妊娠しない場合は体外受精か体内受精に移ります。不妊(環境整備、ホルモン治療の副作用)に対して鍼灸治療ができます。治療をすることによって、その方の子宮や卵巣の働きを良くする治療ができます。
不妊で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。